やわらか戦車の由来

ライブドアと協力してプロモーション戦略立案や版権管理を行うファンワークスが、ライブドアネットアニメ(ネトアニ)での連載として企画した。脚本・作画・音楽・声の出演(後述のやわらかジェーンのみ女性キャラクターのためかkaolipという女性が声優を務めている)まですべてラレコ1人で制作しており、2007年8月現在11話まで公開されている。

この『やわらか戦車』のテーマ曲が、ナムコの音楽ゲーム『太鼓の達人シリーズ』に収録されており、この作品で『やわらか戦車』を知った人も多い。

白っぽい饅頭のような桃のような柔らかい部分に顔がついており、左右にキャタピラが付いている。大きさはおおむねハンドボール大(他のキャラクターとの比較)だが、たこ焼き機のくぼみにすっぽり収まるほどの小さな戦車も確認されており、かなりの個体差がある模様。「戦車」とされているが、先述のとおり戦車の定義にまるで当て嵌まらない為、実際には戦車とは言いがたい。ひたすら退却する姿が印象的で、ファンの間では「退却ー」が合言葉になっている。

企画当初は「かわいい動物モノのアニメで」との打診であったが、作者は以前描きかけて放置していた「やわらか戦車」を提出。結局これが採用された。ブログを通じた口コミ効果により、徐々に有名に。商品化企画(後述)と前後してメディアにも露出するようになり、「王様のブランチ」や「くるくるドカン〜新しい波を探して〜」にも登場した。

2006年、ファンワークスは「やわらか戦車」の商品化を企画。50社以上の申し出があった中から10社あまりの企業と「やわらか戦車連合軍」を結成し、玩具、雑貨、映像、書籍など多岐にわたるジャンルで商品を企画、発売している。「やわらか戦車」では同一ジャンルの商品を複数の会社にライセンス供与していること、またネット発のキャラクターとしては作者1人による制作で版権処理が容易であることなどから、新しい形のキャラクタービジネスの試金石と見られており、毎日放送のVOICE、テレビ東京系ワールドビジネスサテライトでも取り上げられた。

しかしながらネットを中心としたムーブメントという性格上、実質的な購買意欲に直結しているかどうかを疑問視する声は大きい(売り上げ10億円を目標としているが厳しいのではないか、との見方もある)。やわらか戦車に限らず、ネット先行型のビジネスモデルはメディア側と消費者との距離が(いい意味でも悪い意味でも)近いために、ユーザーの声を聞き分けるメディア側の裁量が今後の展開を左右するといえる。

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